和歌山の味が楽しめる近所のカフェ

江東区東陽1丁目には、昔の地名である洲崎という呼び名が未だに通じる場所があります。

大門通りという、吉原大門まで通じていた通りの最南のあたりで、以前、洲崎パラダイスという花街があった場所です。

 

昔は花街として賑やかな街だったようですが、今洲崎は『洲崎の奇跡』と言われ、食べログでも高得点を取るような店が何件も密集してます。

いつも行列の絶えないラーメンの吉左右、予約が取れないフレンチのポルトルージュ、イタリアンのクレメンティアが並ぶ路地があるのですが、そのちょうどポルトルージュの向かい辺りに、隠れ家的なカフェ『Sette』があります。

 

向かいの3件の人気があり過ぎて、人の目が向かいのこの店の方に向いてない感じ⁈です。

私も、よく行く洋食屋さんにこちらのお店のカードが置いてあって、教えてもらって知ったのでした。

 

甘味処?和風カフェのような佇まいで、お店の前の看板にはソフトクリームとシャンパングラスが書かれています。

ちょうどお昼過ぎに前を通りかかって、甘味しかないのかと思っていたら、ランチのメニューがあるではないですか!

ふらふらとお店に入って行きました。

入ると手前のスペースに雑貨が置いてあり、キッチンとカウンターに椅子が2,3脚しかありません。カウンターの端にレジがあり、そこでメニューを選んでお金を払って注文を済ませて、奥に行くと、テーブル席とカウンター席がある落ち着いた空間がありました。

一人なのでカウンター席に座り、ランチが出来上がるのを待ってる間、メニューを眺めていました。

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この日のおかずは、3種類ありましたが、私はその中から子持ちイカの煮物をチョイス。

メニューを見ると、夜は沢山お酒もあり、お酒に合うちょっとしたおつまみもあって、楽しそう。

大きなテレビがあって、ピアノとギターも置いてあり、誰かのお家に遊びに来たような雰囲気もあるので一人でも気軽に来れそうです。

 

さてさて、ランチが出来上がってきました。

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めはり寿司のセットにしました。めはり寿司と豚汁の存在感があり過ぎて、子持ちイカの煮物が今日のおかずという存在感を消されていますが、このランチどれもとても美味しかったのです!!

私が特に気に入ったのが、紫イモとジャガイモとかぼちゃの煮物。今まで食べた根菜の煮物の中で一番美味しかったといっても過言ではありませんでした。素材にも、こだわって作られているのがよくわかります。

高菜の漬物で包んだめはり寿司は、和歌山熊野の郷土料理らしいですが、他にも和歌山の梅干しやお菓子など、和歌山の味が堪能できますよ。

またぜひ行ってみたいと思うお店が近所に出来て、お腹も一杯になって、とても幸せな気分でした。

ごちそうさまでした。