神社のハート❤︎

先日、なんのテレビ番組だったか、出雲大社でハートの文様を探して写メに撮り待ち受けにすると、恋愛成就の御利益があるかも⁈なんてやってた。

もう結婚してるし特別な興味もなく、ふーんハートなんて女子が飛びつきそうなネタだな、くらいな感じに思ってた。

 

数日後、たまたま通りかかった近くの神社でふとハートのことを思い出し社殿を見上げると、

ハートありましたよ❤︎❤︎❤︎

出雲大社まで行かなくても(出雲大社だから御利益がありそうなんだろうけど)近くの洲崎神社(江東区木場)にあるじゃない!一緒に居た息子が、あそこにも、ここにもあるよ!と沢山見つけてくれました。

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それで、このハートは一体なんなのか調べてみました。

 

まず、この屋根の下の飾りのことを懸魚(けんぎょ)と言うらしいです。この懸魚は建物を火災から守るための火除けのおまじないで、水に関連する魚に模したデザインになっているようです。

それで、問題のハートですが『猪の目』といって日本の伝統的な文様の一つなのだそうです。

猪(イノシシ)は、山火事になると真っ先に逃げる事から、昔から愛宕神社等「火伏せの神様の使い」とされているということ。

ですから、写真は『猪の目懸魚』で神社を火災から守っていたんですよ!

やはり、恋愛とは全く関係のないものでした。

 

だけど、今まで神社の文様の意味など気にしたことはなかったので、知るきっかけを作ってくれたハート❤︎には感謝します!

今度は違う神社仏閣でも、屋根を見上げてハートを探してしまいそうです❤︎